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2012年09月01日(土) by スポンサードリンク [ Edit ]
cetegory : - / - / - / -

もう後悔はしない

 結婚を後悔したことは、二度。

 一度目は、結婚したことそのものを後悔した。どうしてもダンナさんの望むような妻になれなくて、「妻の適性」というものがあるのならば、私にはないと思った。本気で。
 ずっと恋人のままだったら、もしかして良かったかもしれないのに。妻じゃなくて。

 リタイアしたら駄目かな。
 切羽詰って言葉にした思いは、でもダンナさんに遮られた。駄目、と。

 二度目は、ダンナさんと結婚していることを後悔した。彼と初めて出会った頃に。
 彼の強い想いをめちゃくちゃにぶつけられて、ぐらぐらした。私が今結婚していなければ、何の制約もなく彼の想いを受け止められたのに、と。
 今でも彼に「俺はゆりと結婚したかったよ」と言われるたび、あの頃にした後悔を思い出す。どうしようもできないけれど。


 それでも、私はダンナさんの傍にいる。いたい。
 例えば、初めて抱き合ったときのあの感覚。自分のもう半分はここにあったんだという、頭でも心でもないどこかで感じたこと。この先を一緒に暮らすのはこの人しかいないという直感。そういう自分の感覚や直感を信じることにしているから。

 だからもう後悔はしない、ことにしたい。
 できることならば。





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2007年09月23日(日) by yuri [ Edit ]
cetegory : 家族のはなし / comments(4) / - / -

受け継がれていく

 この時期、昼間はすっかり冷房に頼っているけれど、夜眠る時だけは断然うちわだ。
 人の手が作り出すあのふうわりとした優しい風が、眠る前の体と心にはいいと信じているから。

 昨日も、寝かし付ける子供の隣りでうちわを扇いでいた。
 ばたばたばた、ではなくて、できるだけゆっくり大きく。ふうわりとした優しい風を子供に送る。

 そうしていて、ふと思い出した。


 私もこの風を送ってもらっていたのだ。昔、まだ小さい頃に。
 部屋の明かりはオレンジ色の小さい電球だけで、暗く、網戸にして開けてある窓の外からは虫のこえ。
 隣りには母がいて、私の足元を優しい風が撫でていく。ふうわりと。
 穏やかで心地良く。


 うちわで扇ぎながら、眠りに落ちた子供の顔を見る。それから、扇ぐ自分の姿を思い描く。



 母がそうしていたように、そんなことをする母親に私もなったのだ。




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2006年08月06日(日) by yuri [ Edit ]
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どうせなら嬉しい方がいい

 つくづく、結婚は異文化の融合なのだと、私はダンナさんと結婚して思う。大きくは違わないけれど、暮らし方に、食事の仕方に、考え方に、小さなずれが生まれてしまうのだ。どうしても。
 実家に帰るたびにそんな話をよくしていた。同じく余所へ嫁いだ姉と、父の元に嫁いだ母と。傍から見ずとも、それはちょっとした愚痴り合いだった。
 不思議なことに、愚痴は言っても言っても言い足りないのだ。そういえばあんなこともあるの、こんなこともあったし、というように。そしていつも後味が悪い。散々愚痴ってすっきりするはずなのに。

 ところがある時、ふと考え方が変わった。

 どうせなら嬉しいことを話した方がいいのかな、と。

 嫌なところは、どんな小さなことでも目に入りやすいから、気になって当たり前なのだ。
 そんな些細なことを人に話して嫌な気分を思い返すより、良いところをいっぱい見つけて話した方がずっと気分がいい、と。
 第一、その人は私が好きになった人なのだから。自分の好きな人を悪く言うなんて、自分の価値を下げるようなものだ。

 ちょっとだけ目から鱗が落ちる感じがした。なんというか、見えてくるものが変わってきたというか。


 私の考え方の変化は、きっとダンナさんにも伝わっているのだろう。
 彼は何も言わないけれど。
 どんなにしていても気持ちは心から滲み出て相手に伝わるものだと、私は信じているから。




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2006年06月13日(火) by yuri [ Edit ]
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ほんの少しの幸せの時間


 2週間ほど前に夢を見た。お兄ちゃんを抱っこする夢。白いおくるみに包まれたお兄ちゃんは私の子供よりも小さくて、軽くて、ちょっとびっくりした。
 その夢を見た日に実家に電話をした。

 私はお兄ちゃんに会ったことがない。知っているのは、実家の小さな黒い仏壇に飾られた写真の中のお兄ちゃんだ。白いおくるみに包まれた、小さな小さな赤ちゃんの。

 結婚して家を離れたせいにも、仕事のせいにもしていたが、もう何年もお盆にしかお墓参りに行っていなかった。今年は命日に行こうと、夢を見た日にそう思った。


 命日は天気がよくないということで、昨日お墓参りに行ってきた。
 本当に偶然、姉(結婚して家を離れ、お盆にも挨拶にくる程度だった。)も一緒に行けることになり、十数年ぶりに家族揃ってお兄ちゃんのところに行くことができた。
 なんだか懐かしいね、とお墓に向かう途中で姉がつぶやいた。
 何も言わないけれど父は少し嬉しそうに見えた。
 お兄ちゃんがみんなを揃わせてくれたのかなぁ、と母が笑った。

 …そうかもしれないと私も思った。夢で見たお兄ちゃんの小さな顔を思い出しながら。



 ところで、天気がよくないとお墓参りに行けないというのには訳がありまして。
 うちのお墓は山に(お寺の裏山なのですが、本当に山。登山に行くような山を想像してください。)雨が降ると滑ってまともにたどり着けないのです。
 昨日は全員が登山靴を着用。私の子供をおぶって登った父は登山用のステッキを持参でした。
 お墓参りとはとても思えない…奇妙な一行でした。





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2006年05月10日(水) by yuri [ Edit ]
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春の散歩


 花粉症の私ですが、先生から出してもらったお薬を飲めばへっちゃら。春のぽかぽか天気も、ふわふわの風も、心から楽しめるのです。

 そんなわけで、最近天気のいい週末には散歩に出かけます。私と、ダンナさんと、チビの3人で。
 チビを乗せたベビーカーを代わりばんこに押しながら、家の近所をのんびりと歩く、穏やかな時間。

「今日はどの道を通っていく?」
「この間はあっちだったよね?」
「じゃあ今日はこっちから行ってみよう。」

 普段は車で移動してばかりなので、車の通りにくい道はちょっとした発見がたくさんです。
 小さな雑貨屋さんがあったり。
 どこかの家の花壇でクロッカスのつぼみを見つけたり。
 コンビニで見れなくなった懐かしい飲み物を売っているお店があったり。
 こんなところにつながってる道なのか…なんて思ったり。

「あぁいう家、いいよね。」
「あはは。なんか好きそうだなぁって思ったよ。」
「そういえば、ウチの職場の人が家建ててさぁ…」

 最近は家のことがよく話題に上るので、そんな話もしながら歩きます。

 そして途中にある小さいケーキ屋さんで二人分のスイーツを買って。
 ほこほこした気分でお家に帰るのです。


 なんかわくわく。すごぉく嬉しい。春の散歩。家族で散歩。




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2006年04月04日(火) by yuri [ Edit ]
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