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2012年09月01日(土) by スポンサードリンク [ Edit ]
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彼の彼女

 彼の彼女は嫉妬深い人だった。

 彼は私の大学のゼミの先輩だったので、構内で会った時には普通に挨拶をしていたが、ある時彼の隣にいた彼女にものすごく睨まれてしまった。
 後になって聞いたところ、その後私は彼女にぼろくそに言われていたらしい。あの子感じ悪いとか、絶対あなたのことが好きなんだよ最低とか、あぁいう子って嫌いとか。

 理由はともかく、電話にでないと後で怒るのだそうだ。
 男友達と遊ぶこともあまり快く思っていなかったらしい。まして女友達とは、口が裂けても遊ぶとは言えなかったそうだ。
 昔のあなたの方がよかった、と口癖のように言っていたらしい。
 彼にヤキモチをやかせるために、男友達や昔の彼の話を時々していたそうだ。
 突然もう別れたいと言い出しては、彼を振り回していたらしい。


 彼が話す彼女のこと。その話を聞きながら、可哀想な人だと思った。

 彼に愛されてる自信がないのかな、と。
 自信がないから何とかして彼の気持ちを惹こうとしている。それには恋人の心が自分から離れてしまうリスクを伴うということも知らないで。

 その頃の私は、満たされていてちっともわからなかったのだ。
 一瞬の不安が心を蝕んでいくことも、嫉妬に狂うせつなさも。



 彼の彼女は嫉妬深い人だった。
 彼女と付き合っていた頃の彼をずっと見てきたから、彼女のような女にはなるまいと誓った。それじゃあ彼が苦しすぎるから。

 だけど。

 時々私を襲う感情は私の誓いをあっという間に吹き飛ばしてしまうのだ。
 不安になって、疑って、せつなくなって、信じたいのにどこか信じられなくて、彼に愛されてる自信がなくて。彼の私への関心が薄いのではないかと思っては苦しくなり、彼から抱きしめてもらえなくては泣き、嫉妬、嫉妬、嫉妬。


 そんな女にはなりたくなかったのだ。

 だけど。
 彼の眠る横で声を押し殺して涙を流している私は、まさしくそんな女だ。
 一番なりたくない女に成り下がってしまった。
 私の涙の半分以上は、そんな自分が情けなくて流す涙だ。






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2006年09月01日(金) by yuri [ Edit ]
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Comment
あっこ    (2006.09.01 Fri 21:43)
まるで数年前の私の事が書かれているみたいで、またまたビックリしました(笑)

私は嫉妬しているのに、素直にヤキモチが妬けず、ひとりでモヤモヤして妄想して、旦那が寝ている横で泣いていた事を思い出して、なんだか涙が出そうになりました。
その頃は、素直になれず、私が言わなくても解ってくれるのが当たり前、解ってくれないなんて、わたしの事見てくれてないからだって思っていました。
でも、いくら夫婦とはいえ、伝えなければ解らない事ってあるんですよね。
ある日をきっかけに、素直に気持ちを正直に伝えるようにしました。抱いてもらいたい時は自分から誘いました。
そしたら、旦那も段々変わって来てくれて…

私が好きな曲の歌詞に、「♪誰かを好きでい続けたいなら、好きでいてもらえる努力も大切」ってあるんです。求めているだけじゃダメなんですよね。相手を好きだという事を素直に伝える事が大切なんだと、やっと最近になって知った私でした...(^_^;)
yuri    (2006.09.02 Sat 16:13)
あっこさん☆

好きなら言わなくても解ってくれるでしょうと、思ってしまうんですよね。私も思いっきりそう思ってました。今でもそんな気持ちになってしまうことありますよ。
でもそれは実はお互い様だったりして…ダンナさんもそう思ってるかもしれないんですよねぇ。
私も今年になってようやく伝える努力を始めました。
今までは私にダンナさんの他に恋人がいるという負い目もあって、100%の気持ちでダンナさんに向かっていけなかったのもあったかもしれません。(ダンナさんもなんとなく察していたのかもと今は思います。)
あっこさんのきっかけってどんなものだったんだろうと…ふと知りたくなっちゃいました。(まぁ、そこは無理せずにね。)

好きでいてもらえる努力…ホントに大切だと思います。夫婦ならなおさらそうなのかなとも。
あっこ    (2006.09.02 Sat 16:54)
そうなんです。旦那にはっきり言われた事あります、オレの事だって解ってないくせに…って(笑)
今は笑い話ですが、その時は相当ショックでしたね。

きっかけは、ある男友達の言葉でした。(詳しくは書けませんが…ごめんなさい)その友達は、私がほんのちょっと気持ちが傾いてしまった人なんです…
でも、今はその人のお陰で旦那とうまくいってるんです。
何だか男と女って、不思議ですね…
さゆ    (2006.09.02 Sat 21:05)
成り下がってなんかないと、さゆは思うよ。
好きな人に対していつも穏やかでなんかいられない。
ヤキモキやいて、不安になって、嫉妬して、そんな自分がイヤになって。

さゆも、そうだなぁ。。。
そんな自分を好きだと言ってくれる相手の気持ちをも疑ってしまったり。
さゆは、自分に自信がないんだよネ。
自分のイヤなトコを一番知ってるのは自分自身だから。

でも、ゆりのエントリーを読んで、自然に
『それで良いんじゃないかな。』
って思ったよ。
むしろ、その気持ちが恋してる証拠・・・というか。
何か語弊があるな(>_<)
そんなの感じなくても、ちゃんと恋は恋だし。

・・・。

要は、いろんな形・気持ち・考えがあるんだよネ。
それを、不安なばっかりに『温度差』と感じてしまうコトもあり。
でも、ゆりはちゃんとわかってると思うんだよネ。
だって、旦那さんとのコトを書いたエントリーには、たくさんの旦那さんからの愛情を感じるから(^-^)

でもそれは、ゆりが努力をしてるからなんだろうな。
『今の自分は愛されて当たり前』
とか
『言わなくてもわかってくれるはず』
とか、そんなおごりを持つのはやめようと、改めて思いました☆

何だか支離滅裂・・・。
伝えたいコトは、今回のエントリー、さゆにも思い当たる節がかなりあって、ズシッときたってコト。。。(笑)
バッテン    (2006.09.02 Sat 21:46)
好きだからヤキモチ妬くし時には相手の行動に対して腹が立つこともある。これは男も女も一緒。人それぞれの性格、性別の違いで温度差は出るだろうけど。

ただこれも人間としての感情。そんなに自己嫌悪に陥る必要はない。
もちろん相手の人生を著しく妨害するほどの嫉妬はよくないけどね。

むしろ俺の場合相手のヤキモチを大きく広く包み込むような懐の深さがなかったから、未だ独身なんだよね。
今になって相手のヤキモチが可愛く感じるんだよ。
yuri    (2006.09.03 Sun 09:50)
あっこさん☆

誰かのたった一言で気持ちが変化してしまうこと…ありますよね。
同じ言葉でも、言ってくれる人によって、聞く人によって、心に響いたり響かなかったりするから不思議。

あっこさんの場合は、その男友達の言葉だったからこそ、あっこさんの心に響いたのかもしれませんね。
お話ししてくれてありがとうございます。
みゆ    (2006.09.03 Sun 09:55)
ベッドで眠る彼の寝顔を見ながら涙する自分。
そんな自分も自分。

彼の寝顔を見ながら微笑んでしまう自分。
そんな自分も自分。

色々な自分がいるから、色々な魅力がある。
嫉妬。
そんな感情は当たり前のこと。。。
お互いが少なからず、対象はなんであれ、持ってるもの。

成り下がるなんてことはゆりにはないよ。
ゆりの書く文章には、彼への愛情に溢れているから。

昔の彼女さんはきっと寂しかったんじゃないかな。
ゆりが書いてるように、愛されてる、愛される自信がなかったんじゃないかな。

愛される自信、幸せにする自信。。。
そんなもの、私も全然持ち合わせていないけれど、それでも、人を愛することは素晴らしいと思う。

そこから派生する感情もすべて受け止めて、そして受け流すことが大切・・・かな♪

抱きしめて欲しい時に抱きしめてもらえなかったら、抱きしめておしまいっ(笑)
yuri    (2006.09.03 Sun 10:22)
さゆ☆

恋についても仕事についても、自分の中でなりたい姿となりたくない姿というのがあるんだよね。
「成り下がる」という表現は本当は相応しくないのかもしれないです。でもそう思ってしまうくらい、私にとってはなりたくない姿でした。好きな人に見せたくない姿、というか。

私がどんなに気持ちを伝えても彼が私に愛されてる自信を持ってくれなかったら、きっとせつなくなると思うんです。私の気持ち、全然届かないのかなぁって。これ以上どうすればいいんだろうって。
多分、その逆なんだろうね。私は彼にそんな思いをさせてたのかな…。

どうせなら、自分の言動で彼をせつなくさせるよりは、嬉しい気持ちになってもらいたいなぁ。


ん〜って、考えながら、言葉を選びながら、コメントを書くさゆの姿がなんとなく目に浮かびました。
コメントありがとうね。
yuri    (2006.09.03 Sun 10:38)
バッテンちゃん☆

嫉妬も程度問題なんだなぁとつくづく感じています。
ある程度の嫉妬なら、可愛いなぁと思ってもらえるんだろうね。そうでなくても、まんざらでもないって感じで。

どんなに好きだよと言ってもらえても、ホントにちょっとしたきっかけで崩れてしまう。言いたいことも言えずに、毎晩涙を流して、食欲不振や不眠の傾向になる…なんて、いくらなんでも可愛いとは思えないだろうなぁと(苦笑)


嫉妬は可愛い程度に抑えていこうと思いマス。それが一番難しいんだよねぇ…。
yuri    (2006.09.03 Sun 10:50)
みゆさん☆

全て受け止めて、受け流すこと…。そうなんですよねぇ…。
受け流すってのが時々難しかったりします。ダンナさんにも、もっと楽に考えていいんじゃないのってよく言われますよ。
今は楽に考えられてるんですけどねぇ。いざその時になると、はっきり言って手が付けられません(苦笑)

文章に彼への愛情が溢れているっていうみゆさんの言葉がすごく嬉しいです。
…ホントに嬉しい。

今日は私のこの溢れる愛情(笑)で、仕事から帰ってくるダンナさんを抱きしめてしまおうと思います。最近はチビに先を越されちゃうんですが…。
miyu    (2006.09.03 Sun 12:58)
偉そうなことを言っても、私も不安だらけです(笑)
嫉妬もするし(絶対にしてると認めたくないタイプではあるけど)、不安に苛まれて涙が止まらないときもたくさん。

ゆりに宛のコメントは自分宛のものでもあります。。。。

yuri    (2006.09.03 Sun 13:13)
みゆさん☆

ちっとも偉そうじゃないよ。やっぱりね、いろんな視点から見てコメントしてもらえるのってありがたい。
自分で見るもの見えるものには限界があると思うから…。
ありがとね。

私もエントリーやコメントは自分に向けてることがほとんどです。幸せな気持ちを覚えていられるようにとか、戒めのためにとか、初心を忘れないようにとか。
それでいいんですよね、きっと。
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